ジャンガリアンハムスターの飼い方  ハムスターの習性
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  ● 疑似冬眠 

室温が4〜5℃以下になると、ハムスターの体温、心拍数、呼吸数が低下。
動きが鈍くなり、眠ったような状態になります。これが疑似冬眠です。


カエルや蛇のように完全に眠ってしまう冬眠ではなく、
寒さに対抗するために消耗をできる限り少なくしようという結果、起こるものです。
そのため暖かい環境で飼っていれば、まずハムスターが冬眠することはありません。


●疑似冬眠の危険性
ある自然界のハムスターを紹介した番組の中で、氷点下の夜の世界で彼ら活動している姿が紹介されていました。
野生のハムスターが冬眠しているところは、実はあまり記録されたことがなく、本来は冬眠しない動物であると言われています。
健康に問題のない野生のハムスターであれば、運動によって自ら熱を発生させて体温を維持する事が可能だからです。
しかし、人間に飼われている場合は、自由に走りまわることのできない狭いケージ内にいるために、これができません。
疑似冬眠とは、一見冬眠しているように見えるために便宜的につけられた名前にすぎず、

その実態とは、低体温症なのです。ハッ!|o゜)衝撃の新事実

つまり、寒くて、凍え死んじゃう一歩手前の状態です。
人間で言えば、雪山で遭難して「眠い。眠れらせてくれ〜」「ダメだ! 眠ると死ぬぞ!」な状態だと思ってください。
そのため疑似冬眠に入ったハムスターは、すぐに適切な処置をしないと、死んでしまう可能性が高いのです。
低体温に入ってからの経過時間とその時に残されている体力が、ハムスターの運命を左右します。

「冬眠は動物の本能だから、放っておいても大丈夫。春になったら、また会いましょう」

などと、考えていると、凍死して永遠に眠らせてしまうことになります。Σ( ̄ロ ̄lll)
大変危険なので、疑似冬眠させないようにしましょう。

疑似冬眠に入ると、体温が10℃以下になるので体が冷たくなります。(普段は37℃ほど)
硬直してしまい手・足を動かそうとしても動かせなくなります。
かすかにゆっくりと鼓動・呼吸をしていますが、
目も閉じているのでパッと見では死んでいるようにしか思えません。


●疑似冬眠の条件
一般的に、ゴールデンハムスターは気温約10℃以下で、
ジャンガリアンハムスターは気温約4〜5℃以下で疑似冬眠に入ります。
(個体差・温度以外の環境差があります)

ゴールデンよりジャンガリアンの方が、寒さに強いのですね。

気温が15℃以下になると疑似冬眠が発症する確率が高くなるので、室内を20℃以上に保つことが大切になります。
毎日10℃以下になる環境では必ず低体温症や凍死が起こりえるので、危険です(>w< )

また、ひと晩でいきなり室温が大きく下がる場合も発症する確率が高くなります。
「まだ寒くないから」と油断する秋・冬の初めの時期によく起こります。



●疑似冬眠対策
室内の気温をハムスターにとって快適な20℃〜28℃に保つようにします。
一番良いのは、暖房やエアコンの使用ですね。


ケージの下に敷いてケージ全体を暖めるタイプのペットヒーターも効果を発揮します。
底の分厚いケージだと、効果が薄くなってしまうので、そこはご注意を。
また、ハムスターが中に入って温まるハウス式のヒーターもあります。
こちらは中を齧られて壊されてしまう場合もあるので、それを予防できるタイプのモノを選んでください。

飼育中、温度管理が悪いとゴールデンは擬似冬眠しやすい傾向があります。
擬似冬眠しにくいジャンガリアンを低体温症にさせてしまったなら、
かなり劣悪な環境で飼育していたことになります。


疑似冬眠からの回復
ハムスターの体を温めて、自然に起こすようにします。

タオルにくるみ、こたつやホットカーペット、ケースに入れたカイロなどでゆっくりと温めてください。

間違ってもストーブやドライヤーなどで急激に温めることはしないでください。
(心臓に負担がかかり、そのまま亡くなってしまう場合があります)
うまくいけば、数時間以内に体の硬直がとけ、呼吸に合わせて体が動くようになります。(V^−°)

身体の大きいゴールデンハムスターは、それだけ体力があるので、
疑似冬眠からの復活の可能性が高いです。

ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

一番良い対処法はカイロで温めながら、動物病院へ行くことです。


疑似冬眠に入ると、身体が冷たくなって、呼吸も浅くなります。これはちょうど、死にかけているのと酷似した状況です。
専門家でもない限り、死にかけているのか? 疑似冬眠になっているのか? 判別するのは難しいので、
温めてダメなら、すぐに動物病院に行ってください。
もし、他の病気などが原因で死にかけている場合、温め続けるのは愚の骨頂です。

ただし、ハムスターを見てくれる動物病院は限られています。

犬猫を見てくれるところが大半ですので、あらかじめハムスターを診察してくれる病院を探しておくのが賢明です。
また、ハムスターの中でもジャンガリアンやロボロフスキーは、見てくれるところが少ないのが現状です。
事前に調べておくようにしましょう。


参考情報
冬の寒さ対策

ハムスターの習性
夜行性
毛づくろい
自分の糞を食べる
冬毛に変わる
縄張り意識
決まった場所をトイレにする
穴を掘る
餌を巣に溜める
高い所に登るけれど降りるのは苦手
狭い所に潜り込む
寝ながら食事の巻


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